やさしい税務会計ニュース
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文書作成日:2020/08/18
ひとり親世帯臨時特別給付金への所得税の課税の有無

[相談]

 私は、いわゆる「ひとり親」ですが、このたび、私の住む市町村から「ひとり親世帯臨時特別給付金」を受給できることになりました。
 そこでお聞きしたいのですが、このひとり親世帯臨時特別給付金に所得税は課税されるのでしょうか。


[回答]

 ひとり親世帯臨時特別給付金に対しては、所得税が課税されることはありませんので、どうかご安心ください。


[解説]

1.ひとり親世帯臨時特別給付金とは

 ひとり親世帯臨時特別給付金とは、新型コロナウイルス感染症の影響によって、子育てと仕事を1人で担う低所得のひとり親世帯の子育てに対する負担が増加したり、収入が減少したりしたために、心身等に特に大きな困難が生じていることを踏まえ、こうした世帯を支援するために設けられた国の給付金制度です。

 その支給対象者は、令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けた人や、公的年金給付等(遺族年金や障害年金など)を受けていることにより、令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けていない人等です。

 また、支給金額は@「基本給付」が1世帯あたり5万円(第2子以降1人につき3万円)、A「追加給付(※)」が1世帯あたり5万円とされています。

 申請については、「令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けた人」については手続き不要とされていますが、「公的年金給付等を受けていることにより、令和2年6月分の児童支給を受けていない人」については、各自治体所定の手続きを行うことが必要とされています。

※追加給付は、令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けた人、および、公的年金給付等を受けていることにより令和2年6月分の児童支給を受けていない人のうち、新型コロナウイルスの影響を受けて家計が急変し、収入が大きく減少しているとの申出があった人が対象です。

2.ひとり親世帯臨時特別給付金への所得税の課税の有無

 厚生労働省は、ひとり親世帯臨時特別給付金について「所得税法における非課税所得に該当し、課税の対象とはならない」旨を自治体向けのQ&Aで公表しています。

 この点について、国税庁は、ひとり親世帯臨時特別給付金については、所得税法上の非課税所得とされる「心身又は資産に加えられた損害について支給を受けるもの」に該当し、所得税は非課税となることを公表しています。

 したがって、ひとり親世帯臨時特別給付金(基本給付・追加給付)の受給については、所得税は一切課税されないこととなります。


[参考]
 所法9、児童扶養手当法3、13の2、国税庁「国税における新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応と申告や納税などの当面の税務上の取扱いに関するFAQ」、厚生労働省「低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金Q&A」(令和2年7月1日版)など


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